太陽光発電システムの契約をしてから1ヶ月足らずしてパネル設置工事が始まりました。屋外工事はパネルの設置と「パワーコンディショナ」という太陽電池で発電した電力を実際に使えるよう変換する四角いボックスの設置でした。我が家は昼間誰もいないので屋外の工事は平日にしておいてもらって、屋内工事は土曜日にお願いしました。足場が組まれた日、暗くなってから帰宅すると家の南側半分が囲まれていました。まだその日はパネルはありませんでしたが、あぁ始まるんだなぁという思いと、つい数ヶ月前もこの家は足場に囲まれてたなぁという思いがありました。もし家の建築と一緒にしていたらこのような面倒はなかったのかもしれません。でもきっとそのタイミングであれば太陽光発電をつけることはしなかったでしょう。私には机上の設計図や数字に"住んでいる"という感覚や、生活にかかる対価を感じることができなかったからです。パネルが実際に載った日にはとても不思議な感じでした。薄くて黒いパネルが32枚、我が家の屋根がカタログにある設置例の写真と同じに見えました。
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雪は積もっていても日射しのやわらかさは春
早く芽吹くといいなぁ |
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